火災保険は、さまざまな災害に備える手段として利用されています。
しかし、すべての被害に対して保険が適用されるわけではありません。
補償対象外となるケースを把握しておくことで、いざというときでも安心です。
そこで今回は、火災保険が適用されないケースについて解説します。
▼火災保険が適用されないケース
■経年劣化や老朽化による損害
建物や設備が自然に劣化した場合は、火災保険の補償対象外です。
例えば、屋根のひび割れによる雨漏りや、配管の老朽化による水漏れなどが該当します。
こうした損害は突発的な事故ではなく、維持管理の問題と判断されることが多いためです。
保険ではカバーできないケースが多いため、日頃から点検や修繕を心がけましょう。
■地震や津波による被害
火災保険には、地震や津波による損害は原則として含まれていません。
地震によって発生した火災や建物の倒壊も、地震保険の特約を付けていなければ補償の対象外です。
特に地震リスクが高い地域の場合は、地震保険への加入を検討することをおすすめします。
■故意または重大な過失による損害
故意に起こした火災や、重大な過失による損害は火災保険の対象外です。
例えば、火の取り扱いを怠った結果の火災や、不適切な管理による損害などが該当します。
日頃から安全管理を徹底し、火災が発生するリスクを避けることが大切です。
▼まとめ
経年劣化や地震・故意による損害は、火災保険の対象外となる場合がほとんどです。
現在の契約内容を確認したうえで、必要に応じて特約の契約や点検・管理を心がけましょう。
京都の『京のほけん屋』では、お客様に最適な保険プランを提案しております。
契約内容についてお困りの際も、お気軽にご相談ください。